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卸町は仙台駅から東へ4kmの場所にあります。
高度成長期の昭和40年、仙台市内に分散していた卸売業者が団結して、もともと田んぼだった土地に「仙台卸商センター」を設立しました。いまでは広さ52haの土地に約260社、約5,000人の従業員が働いており、食料品から繊維製品、日用雑貨、建材燃料、機械金属といった他業種の企業が集積し、さらには展示場、会議室、音楽工房、演劇練習場などの施設が充実するひとつの“まち”となっております。 |
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卸町はその名の通り卸売業のためにつくられたまちです。道路や敷地、建物はすべて車やトラックに合わせて計画されました。道路はとても広く格子状になっています。建物はほとんどが倉庫や事務所で、建物の中にトラックが入れるものもあります。卸町では、このように卸町に既にあるものを壊さずに活用しながら、まちづくりを行っています。地下鉄東西線駅も計画されている卸町では、地下鉄開通までに、人が住めるまちを目指して生まれ変わろうとしています。でもただの住宅地になっては意味がありません。卸町が“おろしのまち”であるという強みを活かし、また芽生えつつある文化的なまちとしての個性を伸ばしながら、皆が訪れ、住んでみたくなるまちを目指しているのです。卸町は「人に愛され→人が集まり→人が住まう」とプロセスを踏まえながら市民にまちを開きながら、「卸」と「文化」の上に「居住」が乗っているまちを目指しているのです。 |
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平成15年(第1次規制緩和) |
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平成27年(地下鉄東西線開通) |
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卸町がとる3つのステップ |
卸町がめざすべきまちの像 |
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「イノベイティブ卸町」は21世紀の卸町に向けたマスタープランです。それは周囲で起きているさまざまな出来事を取り込みながら多様性のあるまちを実現していくための新しいまちづくりの方法です。 |
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